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  • 執筆者の写真Mana Ishii

講座は「一期一会」(高校での就職面接対策)

毎年、中学校・高校での「キャリア教育セミナー」、大学・短大・専門学校での「就職ガイダンス」をジョブカフェ愛workさんの外部講師として担当させて頂いています。

2011年が初回。そこから、学校への訪問回数=今年度で150回以上となりました。


そのなかでも一番高校のなかで訪問回数が多い松山工業高等学校定時制さんに今年度もうかがいました。

2016年より毎年ですので、今回で7回目の訪問です。

   (17:40~19:15の授業。私も毎年とても楽しみにうかがっています。)


テーマは「就職試験に臨む」。特に「面接対策」についてお話し、最後には、代表で2名の生徒さんに模擬面接を体験してもらいました。


  (模擬面接で「高校生活で頑張ったこと」についてやりとりしているところです。

    他の皆さんの前でも果敢にチャレンジする姿…私もいつも心打たれます。)


今回は、先生が講座のはじめに「講座を『一期一会』と捉えて臨むことの大切さ」についてお話をされました。

講師にとっても、一人一人の生徒の皆さんとの講座の時間はまさに「一期一会」です。

就職活動は結果が出るまで続くものの、私のような講師はその間ずっと伴走できるわけではありません。

ですから、限られた時間のなかで、今後生徒の皆さんが就職活動に前向きに臨むために少しでも背中を押せるには…と、一回きりの機会に自分なりのベストを尽くしています。


講座では、マナー演習の場面や、実際に面接で何を話すか準備をする場面等がありますが、生徒の皆さんにとっては初めてのことや不慣れなことが多くありますので、上手くできること・スラスラ準備できることのほうが少ないかもしれません。

それでも、その中で、「自分には上手くできていないことがあるな」「もっとこうしたら上手くできるかもしれないな」「こういうところは時間をかけて準備をしないといけないな」などと気づきが1つでも多く出てきて、その気づきを今後に活かせられたら、「上手くいかなかったことが多かった講座の時間=とても意味があったもの」になってきます。

そして、「意味があったもの」に出来るかどうかは、まさに自分次第です。


「『今の自分なりにベストを尽くしてやってみようとする気持ち』を持って臨むこと」…これがこういった就職活動に向けた講座の「一期一会」の意味では…、と私も改めて考えた今回の機会でした。

今回ご一緒した皆さんが、一人一人納得のいく就職活動となるよう、健闘を願っています!

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