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  • 執筆者の写真Mana Ishii

「がんと仕事に関する意識調査」の結果が公開されました



今年1月に こちらのブログ でもご協力のお願いをしておりました「がんと仕事に関する意識調査」。

先日、(一社)アンコンシャスバイアス研究所さんの こちらのページ にて調査結果が公表されました。

上記ページには「調査結果のポイント」「がんに対するアンコンシャスバイアスとその対処法」「”がんと共に働く”を応援するための提言」等が掲載されていますが、「調査報告書全文(73ページ)」もダウンロードできるようになっています。

がん経験者、がん経験者以外の方々、双方の声から見えてくるものに対し、目に留め、思いを巡らせる方々が一人でも多くいらっしゃったら…と、共有・ご紹介させていただきます。


実施主体である(一社)アンコンシャスバイアス研究所 守屋代表理事のメッセージも引用させていただきます。(facebookより、許可を得て引用しています)

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【ご報告】 本日、「がんと仕事に関する意識調査報告書」をリリースさせていただきました!本調査の目的に共感いただき、ご協力いただいた多くの皆さまに、あらためて感謝申し上げます!


はじめにお伝えしておきたいのは、この調査報告書は、「がんになっても治療しながら働き続けることが、何よりも良いことなのだ」と主張したいわけではありません。しかし、がんになっても働ける、がんになったからといって自分の可能性が狭まるわけでない、そんな未来を信じることの勇気につながればとの思いで実施させていただきました。


結果から見えてきたことは、がん経験者も、またその周囲の人も、一人ひとりがイキイキとするカギは、「アンコンシャスバイアスの上書きにある」ということです。

アンコンシャスバイアスに気づくことで、見える世界が変わり、未来が変わるかもしれない。この報告書が、そのための小さな一滴になればと思います!

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私自身も、結果に目を通しながら、

「これまでがんに罹患した友人・知人に対し、どのように接してきたのだろう?」

「どうしてそんな風に接したのだろう?」

「そこにはどんなアンコンシャスバイアス(無意識の思い込み)があったのだろう?」

「自分の接し方に対して友人・知人はどのように思っただろう?」

「たとえよかれと思って発した言葉であっても、相手に嫌な思いをさせたことが少なからずあったかもしれない」

・・・などと、これまでを見つめ、また、これからに思いを巡らせました。


また、私自身、病とともに生きる家族と日々過ごしてきた個人的な体験・立場から、この「がん」に特化した調査をきっかけとして、他の病気、また他の「仕事を続ける上でハードルとなり得ること」に対しても私たち一人一人がより思いを巡らせる「何かしら」につながって欲しい、と願わずにはいられませんでした。

ぜひ、多くの方に、届きますように…!

記事: Blog2_Post
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